お問い合わせを頂いた際、
どのような状況なのかを詳しくお伺いするのですが、
お話を進めて行くと、ほとんどのお客様が、
騒音による二次被害に苦悩されてる様子が伺えます。
騒音による二次被害
ここでは、音の大きさが主な要因で会話障害・睡眠妨害などが起こる状態を、
「一次被害」として書きます。
こうした内容は、各種の基準や目安に照らして整理されやすく、
行政へ相談が向くことが多いと思います。
これに対し、騒音による「二次被害」とは、
日々の騒音の繰り返しや、それに伴うストレスなどにより、
体調を崩したり、日常生活に支障が出る状態のことを指します。
こうした状況は、多くの場合、行政では扱いづらく、
管理組合等でも個人間、または個人の問題という扱いになりやすいように感じます。
弊所のお客様の場合
弊所の実例の一部をご紹介すると、
以下の内容をご相談いただきました。
・睡眠不足が続き、情緒が不安定になる
・音が始まると動悸がして、強い不安を感じる
・外出時に相手と会わないよう、こそこそ動くようになる
・エントランス・エレベーター前が怖くて落ち着かない
・毎日が苦しい、と感じる
ひどい方は、鼻血が止まらなくなり、救急車で搬送されたという方もいらっしゃいました。
こんなにつらい思いをされているのに、行政等では対応してもらえず、
管理組合に相談しても、個人間の問題には関与しないと言われてしまう。
この辛さを分かって欲しくて、訴えれば訴えるほど、だんだん嫌な顔をされるようになる。
これではまるで、自分がクレーマーのようではないか。
もしかしたら、自分がおかしいのかな。。
これまで穏やかに暮らしていたのに、
お二階の住人が変わったとたん、生活が一変してしまった。
それが被害者のせいなんて事、ある筈はありません。
ここから先は、二次被害とは少し別の意味で、
問題が大きくなってしまう怖さがあると感じています。
それを、仮に「三次被害」として書いてみます。
三次被害の恐ろしさ
騒音被害の多くは、近隣あるいは同じマンション内のお隣同士、上階など、
生活の場が非常に近い者同士で発生します。
また、管理組合など、マンションを統括する中で問題となった場合は、
マンション住人との人間関係にも影響してしまいます。
だから、被害者の方々の多くは、訴えるより、我慢を選びます。
自分達が我慢すれば、波風立てず穏やかに過ごせる。
その我慢が、ご自身が感じないうちに限界に達し、
先程の二次被害のような状態になってしまう。
その苦しさ・辛さを分かってもらえない。
エレベーター前でたまたま会ってしまい、
口論になって、騒音被害だけでは収まらない事態になってしまう。
もう、そうなってしまっては、騒音問題ではなくなってしまいます。
そうなる前に止めたい。
測定者にできる事
実際に多くのお客様にお会いし、
測定させていただき、
そのたびに思う事があります。
こういった大変な思いをされているお客様に対し、
測定者に何が出来るのか。
お客様の多くは、行政など様々なところに相談して、
それでも何ともならず、最後の望みを託して弊所を選んで頂いています。
測定業者は騒音発生者に対し、音を止める等の権限はありません。
しかし、お客様の被害の状況を、正確に、そして第三者に伝わる形で整理することは出来ます。
そのための測定であり、そのための報告書であると考えています。
弊所の報告書は、皆様にとても喜んで頂いておりますが、
この報告書は、これまでご相談いただいたお客様からのご要望を、
一つ一つお答えしてきた結果の集合体で出来ています。
だから、新しくご相談いただくと、また少しずつ変わっていきます。
弊所はこれを長年続けてきて、今の形になりました。
これからも、お客様の遭われている騒音被害の解決にお役に立てるような、
資料を作り続けたいと考えております。