お問い合わせ時のよくあるご質問

このゴラムでは、お問い合わせ時に皆様からよく頂くご質問についてご紹介いたします。
これから測定をお考えの皆様のご参考になれば幸いです。


Q. 一般個人の依頼も受けてもらえますか?

もちろん可能です。
弊所では、一般個人のお客様からのご依頼を数多く承っております。

「いくつかの測定業者に相談したが、個人という理由で断られた」
そのようなお悩みを抱えてご相談に来られる方が非常に多くいらっしゃいます。

弊所では、個人様であることや、調停・裁判に係る測定であることを理由にお断りすることはありません。
安心してご相談ください。


Q2.マンションの上階からの音は測定できますか?

はい、可能です。
弊所へご相談いただく多くの方が、集合住宅内の騒音トラブルにお悩みです。

どのような音が、いつ、どれくらい発生していたのかを客観的に記録することで、トラブルの早期解決に寄与します。

足音、ドスン・ドカンという衝撃音、家具の引きずり音など、音の特徴ごとに分類し、個別に分析・評価することも可能です。


Q3.測定中は外泊した方が良いのでしょうか?

いいえ、通常の生活をしながら測定が可能です。

ただし、生活音を可能な範囲で控えていただけると、より多くの対象音を解析することができます。

多くのお客様は、生活音の出やすい時間帯と、静かに過ごす時間帯を分けるなど工夫をされています。
無理のない範囲でご協力いただければ十分です。

また、ご希望があれば、特定時間の測定を一時停止することも可能です。
これにより、録音データへのプライバシー配慮も行えます。


Q4.測定中に注意する事はありますか?

通常通りの生活で構いませんが、できるだけ静かな状態を保つことが望ましいです。

騒音計はすべての音を同じように数値化するため、生活音が多い環境では対象音の判別が困難になります。

静かな時間を多く確保することで、
・レベル波形の判別
・録音データによる音の分類
が正確に行えるようになります。

下の図は、測定中にご依頼主様の生活音が発生している状態です。

生活音が絶え間なく発生しているため、この中に上階の足音があったとしても、レベル波形上で区別する事は出来ません。 また、録音データから視聴したとしても、それが上階の足音なのか、依頼者様の足音なのかは、区別する事が困難です。

下の図は、生活音のない静かな状態のレベル波形です。

上階からの物音によるレベル波形を明確に確認する事が出来ます。 また、録音データの視聴で音の分類を行う事も可能です。 このように、静かな時間をできるだけ多く確保する事により、対象音を適切に評価する事が可能になります。


Q5.無人測定中の記録はどのように行いますか?

測定中は、ご依頼主様ご自身に観測記録を付けていただきます。

この記録と、騒音計の記録、録音データを照合することで、
「申立者の記録」と「第三者である計量証明事業者の記録」が一致する、極めて信頼性の高い資料となります。

詳細な記録を付けていただくことで、音の分類ごとの集計・評価も可能になります。

下の図は、ご依頼主様の観測記録に合致した事象を解析し、音の分類ごとに時系列に騒音分布を示した図です。

この図は、ご依頼主様が付けた観測記録と、騒音計の測定データ、録音データの照合結果をもとに、
音の種類ごとに時系列で整理したものです。

つまり、ご依頼主様が「いつ・どのような音を感じたか」という主観的な記録が、
第三者である計量証明事業者の客観的な測定データと一致していることを
視覚的に示した資料になります。

この図により、
・どの種類の音が
・どの時間帯に
・どの程度のレベルで
発生しているのかが一目で把握できます。

ご依頼主様の記録が、そのまま客観的な証拠資料として「見える化」されるため、
多くの方に非常に高く評価していただいている資料の一つです。


Q6.測定は何処で行いますか?

測定場所は、基本的に「ご依頼主様が最も音を気にされている場所」を優先して決めます。

室内測定におけるマイクロホンの設置位置は、JIS Z 8731:2019 を踏まえて設定しますが、
騒音苦情が伴う事例では、生活環境の保全の観点から、被害状況に即して合理的に判断します。

例えば「就寝中に、枕元に面した壁側から音が聞こえる」という訴えがある場合は、
実際の就寝位置に近い場所で、音を最も捉えやすい位置にマイクロホンを設置して測定します。

下の写真は、ベッド上に三脚を設置し、就寝位置に近い高さ・位置で測定を行った例です。
室内をできる限り静かな状態に保つことで、小さな音でもレベル波形や録音データ上で確認しやすくなります
(※20 dB を下回る音は、測定条件によっては記録・評価ができない場合があります)。

写真:就寝位置付近(ベッド上)に三脚を設置し、枕元に近い位置で測定を行った例


Q7.ペットがいるのですが、測定は可能でしょうか?

わんちゃんとご一緒に過ごされているご家庭での測定実績もあります。

わんちゃんの鳴き声が測定の邪魔になる事をご心配される場合がございますが、わんちゃんは常に鳴き続けているわけではありませんので、致命的に測定が出来ない、という事にはなりません。

また、実のところ、わんちゃんの鳴き声(ペットの鳴き声)と、騒音(ドカン・ドスンなどの物音)とは、音の性状が全く異なるものなので、録音データを聞けば、それがわんちゃんの鳴き声である事を明確に確認する事が出来ます。 したがって、わんちゃんの鳴き声が多少あったとしても、測定に大きな影響はないと思います。

影響があるとすれば。。。マイクロホンへのいたずらでしょうか。 今までなかったものがそこにあると、やはり気になる子はいるようで、いたずらしてしまうのは仕方のない事だと思います。 そのような場合は、わんちゃんや猫ちゃんが入らない部屋を用意して頂くか、わんちゃん・猫ちゃんには、一時的にホテルに行って頂いた方が良い場合があるかもしれません。

ですが、実際にわんちゃんがいる環境での測定も何度も行っていますし、特に騒音測定が出来なかったという事はありませんので、その都度ご相談しながら対応させていただければと思います。

Q8.小さな子供がいるのですが、測定は可能でしょうか?

赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭では、測定が難しい場合があります。
理由は、小さなお子様のいるご家庭では、生活音を出さない事が困難ですし、生活音が発生している状況では、対象音(他の部屋の生活音)の確認が困難になるためです。

赤ちゃんや小さなお子様のいるご家庭では、お子様中心の生活となりますので、音の発生タイミングを制御する事が出来ません。 また、発生音の多くが、鳴き声や生活音になりますので、その音が発生している状況で、他の音を測定する事は出来ません。

したがいまして、小さなお子様がいるご家庭では、測定期間中は別のご家族のお家へ一時的にお泊りしていただくなど、何かしらの対応が必要な場合がございます。 ご不安な場合は、お問い合わせ時にご相談ください。


まとめ

騒音測定は、事例ごとに状況が大きく異なります。
弊所では、それぞれの環境に合わせて柔軟に対応しております。

ご不明な点やご不安な点がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。