騒音のお悩みは、日々の暮らしに大きな負担を与えるものです。
当事務所は、東京都に事業登録してた騒音専門の計量証明事業所です。
国家資格者(環境計量士)が、ヒアリングから測定計画・現地測定・解析・報告書作成まで一貫対応します。
調停・裁判ぬ向けた騒音測定から、現状把握の簡易測定まで、ご事情と目的に合わせて最適な方法をご提案します。
「いつ発生するか分からない」といった人為的な騒音にも柔軟に対応し、安心できる解決への一歩をサポートいたします。
東京都内を中心に、神奈川・千葉・埼玉など関東全域で、地域に密着したサービスを行っております。
ご相談・お見積りは無料です。
まずは騒音に関するお悩みをお聞かせください。
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※折り返しは携帯番号(090-9360-****)からご連絡する場合がございます。
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分かりやすい報告書を作成
調停や当事者間の協議、弁護士・調停委員への説明にそのまま使える品質の報告書を作成します。
測定結果を客観的な根拠として示せるよう、要点を簡潔にまとめつつ、第三者が読んでも理解できる構成でお渡しします。
これまでの調停・裁判案件で培った実務経験を踏まえ、図表・グラフ・音声記録を組み合わせて、主張の裏付けとなる説得力のある資料に仕上げます。
報告書の主な構成
- 要旨(結論・根拠要点 1ページ)
- 測定条件(場所・日時・機器・校正要点など)
- 代表結果(測定結果・レベル波形図・周波数分析結果など)
- 考察・結論
- 付録資料(検定証・校正証明書他)
- 別紙 (測定結果詳細・レベル波形図など)
※ご要望に応じて、調停・裁判提出向けの体裁や、計量証明書の発行にも対応します。
レベル波形で騒音被害の状況を「見える化」
数値(dB)の提示だけでは伝わりにくい「いつ・どんな音が・どれくらい」を、レベル波形で直感的に示します。
時系列の変化を見ることで、専門知識のない方にも被害の実態が一目で理解できるようになります。

レベル波形で分かる主なポイント
- 発生時刻と頻度:どの時間帯に集中しているか、断続的か連続的か
- 大きさと継続時間:瞬間的なピークか、一定時間続くか
- 背景騒音との差:平常時(暗騒音)との明確なコントラスト
- 生活時間帯との重なり:就寝帯・早朝帯などの影響が客観的に示せる
第三者への説明に強い理由
- 管理会社・弁護士・調停委員に対し、時刻が特定された客観データとして提示可能
- 居住者メモや録音データ、管理側の記録(設備稼働・搬入出等)と突合しやすい
- 対策実施前後の比較(ピーク回数・レベル低下)を同一指標で評価できる
QRコードで「実際の音」をその場で確認できます
レベル波形の該当時刻にひもづく短い音声(例:5–10秒)を、紙面/PDF上のQRコードからスマートフォンで再生できます。
**波形(見える化)+音声(聞こえる化)**を組み合わせることで、体感とデータを一致させて提示できます。

QR再生のメリット
- 伝わりやすい:調停や打合せの場で、その場で実音を共有でき、合意形成が進みやすい
- 識別しやすい:足音・戸の開閉・設備音など、音の種類や質感が耳で確認できる
- 整合が取りやすい:管理側の記録(エレベータ運転・機械稼働等)と時刻で突合できる
- 再現性の確認:同様の音が反復しているかを、波形と音で二重に説明
- 音声は必要最小限のトリミングのみを施し、内容の改変や過度な音量加工は行いません。
- プライバシーに配慮し、個人を特定し得る会話等は収録・掲載しない運用としています。
※ 詳細はご依頼時にご案内いたします。
周波数分析の有用性(オプション)
周波数分析を行うことで、数値上は比較的小さな音であっても、その被害状況をより明確に示すことができます。
さらに、環境省や総務省が定める「低周波音による心身苦情の参照値」と比較することで、「イライラ」「圧迫感」「睡眠障害」「頭痛・めまい」といった精神的・身体的な不調の原因が、低周波音によるものである可能性を示すことが可能になります。
加えて、音の周波数特性を分析することで、その音が何に起因するのかを明らかにでき、測定結果の信頼性を一層高めることにつながります。

上のグラフは、当事務所で実際に測定したデータです。
受音室で確認されたさまざまな音を周波数分析(/3オクターブ分析)で可視化しています。
1) 同じ住戸内で発生した衝撃音(ブルー)
同じ部屋の中で物を置く・ドアが当たる等の室内での衝撃音を周波数分析すると、200Hz 付近(低い音)と 3.15kHz 付近(高い音)に山があり、低音と高音の両方を含んでいることが分かります。
高い音が含まれるのは、空気の振動(空気伝搬音)がそのまま耳に届くためで、同じ空間で起きた音の特徴です。
2) 上階から伝わる衝撃音(ピンク)
一方、上階から聞こえる足音などの伝搬音には、高い周波数成分がほとんど見られず、低い音だけが強調されています。
床や梁・壁など建物の構造を伝わる振動(固体伝搬)では、高い音が途中で弱まり、低い音だけが下の階まで届きやすいためです。 言い換えると、上の階ではかなり大きな衝撃が起きていても、直下では“低音だけが残って届く”状態になります。
3) 体調への影響との関係(グレー)
これらの分析結果を心身苦情の参照値(低周波音による心身に係る苦情に関する参照値)と比べると、次の違いがはっきりします。
- 室内の衝撃音(ブルー) … 参照値を超えない
- 上階からの衝撃音(ピンク) … 参照値を大きく上回る帯域がある
実際、上階や隣室からの音でお困りの方からは、「イライラ」「圧迫感」「眠れない」「頭痛・めまい」などの訴えが多く見られます。
低周波音は壁や天井を通りやすく、騒音レベルがそれほど大きくなくても、体に響くように感じることがあるためです。
心身苦情の参照値は、環境省が示す低周波音問題への評価指針値です。 居住室内で測定した1/3オクターブ帯域(10–80 Hz, Z特性)の音圧レベルを参照曲線と比較し、 心理的症状(よく眠れない・いらいら・胸腹部の圧迫感等)や 生理的症状(頭痛・耳鳴・吐き気等)に 低周波音が関与している可能性を一次判定するための技術的目安として用います。
騒音問題に実績のある弁護士をご紹介します
騒音トラブルは感情的な対立に発展しやすく、当事者同士だけでの解決は難しいケースも少なくありません。
正確な測定データに加えて、法律の専門家のサポートを受けることが、早期解決の大きな助けとなります。
当事務所では、騒音問題に実績のある弁護士をご紹介しております。
もちろん紹介料などの費用は一切いただいておりません。
騒音トラブルの解決に向けて、まずはお気軽にご相談ください。