環境計量士 浦山英樹

打ち合わせから測定、報告書の作成まで、経験豊富な環境計量士が責任を持って対応します。

騒音測定の現場と対応事例

騒音測定の現場と対応事例 騒音測定は、単に騒音計を置いて数値を読むだけではありません。 音源の種類、建物の高さ、道路や鉄道との位置関係、敷地条件、営業中施設の安全性、 室内外の違い、長時間記録の必要性などに応じて、 現場ごとに測定方法を組み立てる必要があります。 弊所では、騒音・低周波音の実務に特化した環境計量士が、 現場条件を確認したうえで測定方法を整理し、 必要に応じて高所測定、長時間測定、周波数分析、記録保存を組み合わせながら、 生活環境や建物条件に即した調査を行っています。 このページでは、実際の ...

騒音測定はどこに依頼すればいいの?

騒音の問題で「測定を依頼したい」と思ったとき、どこに相談すればよいのか分からない、という声をよく聞きます。 実際には、騒音問題の相談先はいくつかあり、状況によって適した相談先が変わります。 ここでは、一般的に考えられる主な相談先について、簡単に整理してみたいと思います。 騒音計レンタルサービス 騒音計を借りて、ご自身で測定する方法です。 最近は騒音計レンタルのサービスも増えており、自分で状況を確認したいという場合には、手軽に始められる方法の一つだと思います。 ただし、測定方法や記録の取り方によって結果の意 ...

記録と証拠|測定結果はあなたを守る盾

毎日の記録は、あなたにとって大切な武器になります。それは、あなた自身の主観による記録だからです。 あなたが不快だと思った音の記録。それは、誰にも観測することはできません。 だからこそ、その記録には意味があります。それは、あなたの体験そのものだからです。 しかし、武器だけでは守れない場面もあります。 相手から疑われたとき。「証拠はあるの?」と言われたとき、明確な根拠であなたを守る“盾”が必要になります。その役割を担うのが、計量証明事業所による測定結果です。 以下のリンク先で記録用紙を配布しています。記録の付 ...

騒音の証拠の集め方

騒音の記録を付け続けているのに、「被害者自身の記録は証拠になりにくい」と言われたことはありませんか。 「この記録は、本当に証拠になるのだろうか」そんな不安を感じている方は、少なくありません。 結論から言うと、その記録はとても貴重な証拠になり得ます。この記事では、その理由を分かりやすく説明します。 個人で付けた騒音記録の限界 個人で記録している内容には、「被害者自身の見解」が含まれているという意味で、とても重要な資料です。 しかし、被害者自身が付けている記録には、決定的に足りないものがあります。それが、「測 ...

騒音計アプリの精度は?スマホで騒音は測れる?dBの誤差と測定限界

騒音計アプリの精度はどのくらいなのでしょうか。スマートフォンの騒音計アプリは正確なのか、どのdBまで測定できるのか疑問に思う方も多いと思います。 私たちのような測定業者は騒音計アプリを毛嫌いしているように思われるときがあるのですが、そんなことは全く無くて、こういう精密機器を使用した仕事をしているからこそ、スマホなどの新しいガジェット系が大好きだったりします。 iPhon が日本で発売された当初から使っていますし、アップストアで騒音計アプリを見つけた時は、片っ端からインストールして遊んでいました。 もちろん ...

普通の騒音計では低周波音が測れない理由

「騒音計で測ってみたのに、ほとんど反応しない」低周波音のご相談では、こうしたお話を何度も伺います。 でも実際には、音(圧迫感のようなもの)が確かにある。同じ音なのに、なぜ数字に出ないのでしょうか。 結論から言うと、騒音レベルは、人が聞こえやすい音に合わせて”作られた数字”だからです。そのため、人には聞こえにくい低周波音の成分は、表示に出にくくなります。 これが、一般的な騒音計(騒音レベル)で低周波音をつかみにくい主な理由です。 「音」ってなに? 私たちの身の回りには、さまざまな音が常にあります。人の声、音 ...

騒音は慣れるもの?

最初はうるさいと思っていた環境も、毎日続くうちに、だんだん慣れて気にならなくなることがあります。 実際、私も地方出身で、初めて東京に出てきたころは、騒音の大きさに驚きました。ただ、地方が静かで、東京がうるさい、といった単純な話ではないように感じています。 音を一つ一つのぞいていった先に、いちばん底に残る音のようなものがあります。その「残る音」が、地方都市と東京では、どこか違う気がするのです。この感覚、分かっていただけるでしょうか。 今ではすっかり都会の音に慣れてしまい、たまに帰省すると、ふと訪れる静けさに ...

騒音被害は、なぜ理解されにくいのか

テレビやSNSなどでは、騒音被害が、まるでクレーマーのように扱われることがあります。 そういった事もあるでしょうが、それはごく一部だと思っています。 少なくとも、私のこれまでの経験では、そういった事はありません。 どちらかと言うと、世間のそういった偏見の目に苦しんでいらっしゃる方が多いように感じています。 いくつか事例を交えて、一体どのような状況で、騒音被害を訴えているかを、ご紹介したいと思います。 日常生活音とは思えない足音 足音が気になって。。 そうおっしゃられたお客様のお宅で測定を行いました。 最初 ...

測定前のヒアリングの重要性

ある日、弊所のお客様からこんなご相談がありました。 「相手側の弁護士からこんな指摘があり困っています、助けてください。」 そのお客様は、都心のとても素敵な新築マンションにお住まいでした。ところが、トイレやバスルームへ向かう廊下の床を踏むたびに、ギシギシと大きな床鳴りが発生していました。管理会社に何度も相談したそうですが対応してもらえず、やむなく引越しをされることになりました。 その音を証拠として記録するため、弊所に床鳴り音の測定をご依頼いただいた、という経緯があります。 その測定結果を管理会社へ提出したと ...

騒音測定で「お客様のメモ」をお願いする理由

お客様に記録を付けて頂く理由 お客様から、このようなご質問を頂きました。 「他の業者では、測定中は家を空けてくださいと言われたんですけど。。」 おそらくそれは、お客様ご自身の生活音を無くすことが目的なのだと思います。環境基準や騒音規制法に基づく評価では、時間平均や時間率による数値評価が行われるため、お客様ご自身の生活音は、測定の妨げになるからです。 たしかに、マンション完成時の品質検査では、私も同じような測定を行います。 ですが、実際に人が住んでいる室内で問題になっている音は、そのような「平均的な音」では ...