その「音」を、見える形に。

 

騒音の国家資格者(環境計量士)が、騒音被害の実態を「可視化」します。

環境計量士 浦山英樹

打ち合わせから測定、報告書の作成まで、経験豊富な環境計量士が責任を持って対応します。

マンションの足音・物音を自分で測定する方法

弊所へいただくご相談で一番多いのは、マンションなどの集合住宅内で発生する足音や物音の問題です。 多くの場合、マンションの騒音問題など、個人間の騒音トラブルは、行政はもちろん、管理会社や管理組合でも対応していただけない場合が多いようです。また、多くの測定業者では、「個人のご依頼は対象外」としている場合もあります。 弊所では個人様からのご相談も受け付けていますが、責任を持った対応のできる範囲として、対応地域は東京都内とその周辺地域に限らせていただいており、それ以外の地域にはお伺いすることが難しいのが実情です。 ...

騒音測定における5秒50回法

現代の騒音計はデジタル騒音計が当たり前で、環境計量で使われる騒音計では、演算機能付きの騒音計が主流です。多くの計量証明事業所では、これらの騒音計で得られたデータを、専用の演算ソフトで解析しています。 しかし、数十年前は、アナログ針の騒音計が当たり前に使用されていました。 この当時の騒音測定は、常に振れ動くアナログ針を測定者が読み取り、記録していく方法がとられていました。その中で用いられていた方法が、5秒50回法という測定方法です。 この測定方法は、5秒ごとに騒音計の指示値を読み取って、50個のデータを記録 ...

測定で後悔しないために覚えておきたい事

毎日続く騒音に悩まされて、夜も眠れない。イライラが止まらない。 「もう限界だから、今すぐ測定してほしい」――そうしたご相談が増えています。 お気持ちはよくわかります。1日でも早く、静かな生活を取り戻したいですよね。 ですが、騒音測定は「うるさいと感じている気持ち」を、そのまま数値化するものではありません。あわてて測定したことで、思っていたような結果が出ず、かえって後悔してしまうケースも少なくないのです。 今回は、そうした「測定で後悔しないために」あらかじめ知っておいていただきたいことをご紹介します。 1. ...

東京都による立入検査で「指摘事項なし」の評価をいただきました。

先日、当事務所において、東京都による「立入検査」が行われました。 結果から申し上げますと、ありがたいことに「指摘事項なし」との評価をいただきました。 環境計量証明事業者には、数年に一度、計量法第148条の規定に基づく立入検査が行われます。今回の立入検査は、コロナ禍以降で最初の検査でした。 検査は、会社の運営体制から、設備の管理状況、これまでの測定記録にいたるまで、大きく13の項目に分けて実施されます。 弊所の場合は、2時間ほどかけて資料の管理方法や過去の測定データなどを細部まで確認されました。終始和やかな ...

測定を依頼するタイミング

測定は、遅すぎる事はあっても、早すぎる事はありません。 今の音は今しか測定できません。あとになって、「あの時の一番うるさい時の音を測定したい」と思っても、残念ながら不可能です。 「一番うるさい時の音を測定して欲しい」これは、実際によくあるご相談です。 数か月前はもっとうるさかった。何度も苦情を入れているうちに、今はそこまで大きな音はしなくなった。 これでお客様が納得しているのであれば、この状況はとても良い事のように思えます。しかし、それでも測定のご依頼を頂くのは、今もなおその音が気になり、不安や苦痛が続い ...

音響パワーレベルの距離減衰

この記事は、『距離減衰の考え方』の関連記事として、空調機器などの仕様書やカタログに書かれた音響パワーレベルの値を基に、距離減衰の計算方法を解説しています。 たとえば、空調室外機などの設置を予定している場合は、周囲への騒音対策として設置位置や設置方法に問題がないかを事前に確認する事が出来ます。また、隣地に設置予定の機器について、設置後にどの程度の影響が見込まれるかを、あらかじめ予測する事が出来ます。 詳しい定義や基本式は省略し、実務で使う事を前提として、できるだけ直接的にまとめています。計算式は、エクセルに ...

騒音測定の現場と対応事例

騒音測定の現場と対応事例 騒音測定は、単に騒音計を置いて数値を読むだけではありません。 音源の種類、建物の高さ、道路や鉄道との位置関係、敷地条件、営業中施設の安全性、 室内外の違い、長時間記録の必要性などに応じて、 現場ごとに測定方法を組み立てる必要があります。 弊所では、騒音・低周波音の実務に特化した環境計量士が、 現場条件を確認したうえで測定方法を整理し、 必要に応じて高所測定、長時間測定、周波数分析、記録保存を組み合わせながら、 生活環境や建物条件に即した調査を行っています。 このページでは、実際の ...

騒音測定はどこに依頼すればいいの?

騒音の問題で「測定を依頼したい」と思ったとき、どこに相談すればよいのか分からない、という方は少なくありません。 騒音の相談先は一つではありません。騒音の種類、発生場所、緊急性、測定結果を何に使いたいかによって、相談先が変わります。 まずは、次のように考えると分かりやすいと思います。 自分で音の大きさを確認したい → 騒音計レンタル・自分で測定する 裁判や調停など、第三者へ提出する資料を作りたい → 計量証明事業所 騒音の発生源を知りたい、騒音の原因を調べたい → 音響コンサルタント・防音工事会社 工場・店 ...

記録と証拠|測定結果はあなたを守る盾

毎日の記録は、あなたにとって大切な武器になります。それは、あなた自身の主観による記録だからです。 あなたが不快だと思った音の記録。それは、誰にも観測することはできません。 だからこそ、その記録には意味があります。それは、あなたの体験そのものだからです。 しかし、武器だけでは守れない場面もあります。 相手から疑われたとき。「証拠はあるの?」と言われたとき、明確な根拠であなたを守る“盾”が必要になります。その役割を担うのが、計量証明事業所による測定結果です。 以下のリンク先で記録用紙を配布しています。記録の付 ...

騒音の証拠の集め方

騒音の記録を付け続けているのに、「被害者自身の記録は証拠になりにくい」と言われたことはありませんか。 「この記録は、本当に証拠になるのだろうか」そんな不安を感じている方は、少なくありません。 結論から言うと、その記録はとても貴重な証拠になり得ます。この記事では、その理由を分かりやすく説明します。 個人で付けた騒音記録の限界 個人で記録している内容には、「被害者自身の見解」が含まれているという意味で、とても重要な資料です。 しかし、被害者自身が付けている記録には、決定的に足りないものがあります。それが、「測 ...