計量証明書の解釈・運用について|発行できる場合と対象外となる場合
計量証明書は、騒音測定を行えば常に発行できるものではなく、その解釈や運用は、測定の目的・対象・関係法令との関係を踏まえて判断する必要があります。 このページでは、騒音測定における計量証明書の解釈・運用について、実務上の考え方を整理しています。 計量証明の対象については、経済産業省のウェブサイトで分かりやすく説明されていますので、そちらをご覧ください。 経済産業省のウェブサイト(計量証明) 弊所の場合は音圧レベルの計量証明事業所なので、音圧レベル(騒音レベル)の計量証明書について、具体的にお話させていただき ...
騒音被害の現場
騒音トラブルというと、ニュースで取り上げられるような、事件性のある事例を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、弊所にご相談いただく多くのケースは、そこまで危険な状況に至っているわけではありません。 とはいえ、騒音測定が必要になるという事は、ご依頼者様にとって、それだけ深刻な状況だという事です。 個人のお客様からのご相談で最も多いのは、集合住宅における、隣室間や上下階の騒音トラブルです。 集合住宅では、生活時間帯の違う方が暮らしているのが普通です。 そのため、多くの方は、多少の生活音であれば ...
調停等を目的とした騒音の評価
一般的に、騒音はそのレベルの大きさで評価されます。 しかしながら騒音トラブルの多くは、音の発生する時間帯やその発生頻度、また低周波音など、レベル以外の要素が問題となっている事例を数多く経験してきました。 特に、調停などを目的とした騒音測定では、「騒音被害の程度」という考え方が重要です。 そして、その程度を定量的に表すためには、騒音レベルの大きさだけでなく、様々な観点から騒音を評価することが必要となります。 そこで今回は、調停などを目的とした騒音調査において、レベルの大きさ以外に、どのような方法で評価できる ...
低周波音の対応事例 ⑤
行政が実施した騒音対策事例は、騒音問題や低周波音に悩む方にとって、問題解決のヒントとなる貴重な資料です。しかし、事例の多くは専門的な表現が多く、自身の状況と照らし合わせて読み取るのは容易ではありません。 そこで本記事では、環境省が公開している低周波音の対応事例を、実際の騒音測定に携わってきた計量士の立場から読み解き、分かりやすく解説します。 第5回は、空調室外機が音源となる低周波音についての事例をご紹介します。 本事例の特筆すべき点は、特別に大きな音圧レベルではない低周波音であっても、調査員自身が体調不良 ...
低周波音の対応事例 ④
行政が実施した騒音対策事例は、騒音問題や低周波音に悩む方にとって、問題解決のヒントとなる貴重な資料です。しかし、事例の多くは専門的な表現が多く、自身の状況と照らし合わせて読み取るのは容易ではありません。 そこで本記事では、環境省が公開している低周波音の対応事例を、実際の騒音測定に携わってきた計量士の立場から読み解き、分かりやすく解説します。 第4回は、アパートの上下階で発生した低周波音を、行政が公害苦情相談として調査した事例です。 音源は「上階の冷蔵庫」。どの家庭にもある家電でも、条件次第で低周波音が問題 ...
低周波音の対応事例 ③
行政が実施した騒音対策事例は、騒音問題や低周波音に悩む方にとって、問題解決のヒントとなる貴重な資料です。しかし、事例の多くは専門的な表現が多く、自身の状況と照らし合わせて読み取るのは容易ではありません。 そこで本記事では、環境省が公開している低周波音の対応事例を、実際の騒音測定に携わってきた計量士の立場から読み解き、分かりやすく解説します。 第3回では、隣接する工場から発生する低周波音について、行政と事業者が対応した事例を取り上げます。 第3回 【事例 10】 隣接する工場から発生する低周波音への対応事例 ...
低周波音の対応事例 ②
行政が実施した騒音対策事例は、騒音問題や低周波音に悩む方にとって、問題解決のヒントとなる貴重な資料です。しかし、事例の多くは専門的な表現が多く、自身の状況と照らし合わせて読み取るのは容易ではありません。 そこで本記事では、環境省が公開している低周波音の対応事例を、実際の騒音測定に携わってきた計量士の立場から読み解き、分かりやすく解説します。 第2回として、今回はルームランナーによる低周波音の事例を取り上げます。同一建物内の騒音(規制対象外とされやすい問題)でありながら、行政が調査・対応した点が特徴です。 ...
低周波音の対応事例 ①
行政が実施した騒音対策事例は、騒音問題や低周波音に悩む方にとって、問題解決のヒントとなる貴重な資料です。しかし、事例の多くは専門的な表現が多く、自身の状況と照らし合わせて読み取るのは容易ではありません。 そこで本記事では、環境省が公開している低周波音の対応事例を、実際の騒音測定に携わってきた計量士の立場から読み解き、分かりやすく解説します。 第1回として、今回は空調室外機による低周波音対策の事例を取り上げます。苦情者が1人のみで原因を確定できない状況でも、測定を通じて対策が講じられ、結果として生活上の支障 ...
低周波音の基礎知識を分かりやすく解説
近年、低周波音に関する苦情が年々増加傾向が指摘されています。弊所におきましても、低周波音の相談件数は増加傾向にあり、今年も多くの測定を実施いたしました。 低周波音は、一般の方にとって馴染みが薄いため、測定の際には様々なご質問をいただきます。 そこで今回は、私自身がよく頂くご質問に対し、分かりやすく解説したいと思います。 最後に 今回は、弊所に寄せられる低周波音に関するご質問にお答えする形で、本記事を作成いたしました。 一般の方にも分かりやすく、専門用語を極力避けて解説しております。 専門家の方々には、より ...
環境確保条例の測定位置
このページでは、環境確保条例における騒音測定の測定点について、できるだけ分かりやすく解説しています。 敷地境界線の考え方、測定高さ、反射音の扱い、向かいの建物が音源である場合の考え方まで整理しました。測定点の設定は、測定結果に大きく影響するため、とても重要です。 まずは、測定点の考え方を簡単にまとめます。本文内では、以下の内容を詳しく解説しています。 基本 敷地境界線上で測定します。 測定高さ 特に指定がない限り、地上 1.2 m~1.5 m を基本とします。 騒音苦情を伴う場合 生活環境の保全の観点から ...








