実務で使うデシベル計算式|Excelでそのまま使える騒音計算式集
実務で使うデシベル計算式まとめ このページは、Excelで騒音計算をしたい方のための実務メモです。 理屈の説明は最小限にして、「こうしたい時はこの式を使う」という形でまとめています。必要な式を、そのままコピーしてお使いください。 このページで紹介している内容を、Excelファイルでも配布しています。実際に入力しながら確認したい方は、こちらからダウンロードしてください。 Excelファイルをダウンロードする うまく保存できない場合は、ボタンを右クリックして保存してください。 デシベルを足したい・引きたい 6 ...
静かな環境ほど騒音問題が起きやすい理由
騒音調査というと、騒々しい環境を思い浮かべるかもしれません。けれども実際には、騒音トラブルは、静かな環境でこそ起きやすいものです。 騒々しい環境では、多少の音はまわりの音にかき消されてしまいます。その一方で、静かな環境では、小さな物音でもとても気になってしまいます。 マンションや住宅の購入、建築を検討する際、周辺の音環境はとても気になるものです。何度も足を運び、昼や夜の様子を確認して、「ここなら静かに暮らせそう」と期待して新しい生活を始めたものの、思いがけない音に悩まされることになった。そんな経験をされた ...
背景騒音(暗騒音)とは
この記事では、背景騒音(暗騒音)について解説します。 1.背景騒音(暗騒音)の定義 背景騒音とは、ある音に着目したとき、その音以外のすべての音を指します。 たとえば、工場騒音に着目して測定しているときは、工場騒音以外のすべての音が、背景騒音ということになります。たとえ、それが本来測定すべき工場騒音のレベルを上回っていたとしてもです。 騒音に関する規格 JIS Z 8731 では、従来「暗騒音」という用語が用いられていましたが、2019年の改訂では「背景騒音(background noise)」という表現が ...
騒音測定の LAeq と LA5 の違い|測定結果の見方を解説
騒音測定では、LAeq や LA5(LA50,LA95) など、様々な評価方法が用いられています。 ただ、これらの数値は一般の方には少し分かりにくく、ネットなどで調べても、難しい言葉や数式が並ぶ事がほとんどです。 そこで今回は、騒音測定でよく出てくる LAeq と LA5 の違いを、実例をご紹介しながら、できるだけやさしくご説明したいと思います。 道路騒音の実測例 先ずは、下の図をご覧ください。 これらは、弊所が実際に測定した過去事例からご紹介する、騒音状態の異なる道路の10分間の騒音レベル波形です。レベ ...
騒々しい環境の騒音測定事例|幹線道路沿いの夜の現実
前回の「静かな環境」の測定事例では、自然豊かな場所が、必ずしもレベル的に静かとは限らないことをご紹介しました。 今回は、それとは対照的な「騒々しい環境」の測定事例です。対象としたのは、東京都内とその周辺地域の幹線道路沿いです。近年の測定事例の中から、特に印象に残っている道路を選びました。 道路沿いの騒音は、昼間に大きいのは想像しやすいと思いますが、実際に測ってみると、夜になってもあまり下がらない道路が少なくありません。前回の「静かな環境」と見比べると、その違いがよりはっきり見えてきます。 測定は、JIS ...
静かな環境の騒音測定事例|自然はレベル的に静かとは限らない
「静かな環境」と聞いて、どのような場所を思い浮かべるでしょうか。 海が好きな方なら海辺の町、山が好きな方なら山深い森を思い浮かべるかもしれません。童謡にもあるような「静かな湖畔」も、いかにも静かそうです。では、こうした場所は本当にイメージ通りの静けさなのでしょうか。今回は、実際の測定事例を比較しながら見ていきたいと思います。 ただし、自然豊かな地域であっても、人の住んでいない場所を比べてもあまり意味がありません。そこで今回は、「自然が豊かであること」「人が生活できる環境であること」「現在も人気のあるエリア ...
高架高速道路に近接した建物の騒音影響
高架高速道路に近接した環境において、受音点の高さや建物の遮蔽(しゃへい)が騒音レベルと周波数特性にどのような影響を与えるか、24時間の連続測定により検証しました。 高架道路は高所に存在する音源であるため、地表の道路とは伝搬の仕方が異なります。本事例では、高架下、側壁付近、見通し位置、そして建物裏面の4地点を比較し、幾何学的な条件の違いが実測値にどう現れるかを確認しました。なお、現地は高架道路の影響が支配的な環境です。 1. 測定条件および受音点の設定 測定は、高架道路に面した建物の外壁面を利用し、以下の4 ...
夏季の測定におけるセミ音の影響について
夏季の屋外測定では、セミの音が測定結果に大きく影響することがあります。 特に測定点の近くでセミが鳴いた場合には、その音が支配的となり、本来確認したい道路騒音や周辺環境音のレベル変動が見えなくなることがあります。 昨今の東京では、場所によってはセミの音が早朝から夜間まで続くこともあり、こうなると、環境音を測定しているのか、セミの音を測定しているのか、分からなくなるほどです。 一般的には、セミの音が強く発生している時期の騒音測定は望ましい条件とはいえません。しかし、測定の目的やクライアントの事情によっては、ど ...
小雨でも騒音測定に影響はある? 実測してみると再現性の高さも見えてきた
雨天時に測定を行わないのはもちろんですが、長時間の測定では、測定中に天候が悪化して雨が降ることがあります。近年よく見られるゲリラ雷雨のような強い雨であれば、機材に被害が出る前に測定を中止して回収しますが、小雨や霧雨のように降雨量が1mm以下の場合は、そのまま測定を続けることもあります。 理由としては、わずかな降雨であれば測定値への影響が小さい場合もあるからです。ただし、その雨が短時間で止むのか、長く続くのかは、その時点では分かりません。最終的には、測定後に結果を確認し、そのデータが有効かどうかを判断するこ ...
音の基礎知識
音の基礎知識 このページは、騒音・低周波音の測定や報告書を読む際に必要となる、 基本的な物理量と用語を簡潔に整理した技術解説ページです。 1.音とは何か 音とは、気体・液体・固体などの媒質中を伝わる圧力変動です。 空気中では、音源の振動によって空気の圧縮と膨張が生じ、 その圧力変動が伝わることで音として知覚されます。 音は一般に縦波として伝わります。 波の1周期に対応する長さを波長、 1秒間あたりの繰り返し回数を周波数といいます。 周波数の単位は Hz(ヘルツ)です。 2.音圧と音圧レベル 音による圧力の ...







