環境計量士 浦山英樹

打ち合わせから測定、報告書の作成まで、経験豊富な環境計量士が責任を持って対応します。

環境確保条例の基準値の調べ方

環境確保条例の基準値の調べ方 このページは、環境確保条例の基準値を迷わず読むための案内です。基準値の見かたを、分かりやすいように画像を使いながら、順を追って説明しています。 測定方法や測定位置については、下記のページで詳しく解説しています。あわせてご覧いただくことで、環境確保条例への理解が深まると思いますので、今後の測定計画にお役立てください。 ・環境確保条例の測定方法 ・環境確保条例の測定位置 全体の流れ 調べたい場所の用途地域を調べる 条例上の区域を確認する 特別地域などの特例に当たるか確認する 時間 ...

環境確保条例の測定方法

環境確保条例には、音の状態に応じた4つの測定方法が定められています。どの方法を選ぶかによって、結果は大きく変わるため、正しい測定方法を選択する事が重要です。 4つの測定方法の違いの要約 ← 横にスクロールできます → 項目 音の性質 代表的な例 評価量 1 定常騒音(変動が少ない) エアコン室外機、給湯器など 指示値(LA50,LAeq) 2 間欠・衝撃騒音(最大値がおおむね一定) 工場のプレス機など LAFmax,ave 3 変動騒音(不規則かつ大幅に変動) 音楽、テレビの音、話し声など LA5 4 間 ...

LA5 と LAFmax,5 の違いと考え方をわかりやすく解説

LA5 と LAFmax,5 の違いとは?|考え方をわかりやすく解説

LA5 と LAFmax,5 は、どちらも「90%レンジ上端値」と呼ばれる値ですが、対象としてる内容は全く違うものです。 特に、衝撃音を含む場合は、LA5 と LAFmax,5 で、レベルが大きく変わってしまうので注意が必要です。 ここでは、その違いを図を使いながら、出来るだけ優しく説明していきます。 ※本記事では直感的に理解していただくことを優先し、専門的な定義や厳密な表現は一部簡略化しています。 LA5 とは何か LA5 とは、時間率騒音レベルの 90% レンジ上端値を指します。 時間率騒音レベルとは ...

騒音の記録用紙|気になる音を自分でメモするための用紙

気になる音があるときは、その場その場の印象だけで終わらせず、時間や音の内容を記録として残しておくことが大切です。 あとから振り返ったときに、いつ、どのような音が、どのくらい続いていたのかが分かるだけでも、状況を整理しやすくなります。 また、記録があれば、測定業者に依頼する際にも状況を伝えやすくなります。記録を積み重ねていくことで、その音が継続していたことを示す資料として活用しやすくなることもあります。 記録の方法や、ご自身がやりやすい方法で構わないと思います。スマホの表計算ソフトやメモで記録している方もい ...

外部騒音に対する室内騒音予測計算

外部騒音に対する室内騒音予測計算の考え方と実務上の整理 本稿では、外部騒音に対する室内騒音予測計算について、 日本建築学会の計算方法を骨格としながら、 実務上もっとも判断に迷いやすい反射音の扱いまで含めて整理します。 この計算は、単に室内騒音が目標値を満たすか否かを確認するためだけのものではありません。 外壁、開口部、給気口、仕上げ条件などを変更した場合に、 どの部材がどの帯域で効いているかを把握し、 設計条件を比較・検討するための実務的な手段でもあります。 本稿で扱うのは、環境基準評価そのものではなく、 ...

実務で使うデシベル計算式|Excelでそのまま使える騒音計算式集

実務で使うデシベル計算式まとめ このページは、Excelで騒音計算をしたい方のための実務メモです。 理屈の説明は最小限にして、「こうしたい時はこの式を使う」という形でまとめています。必要な式を、そのままコピーしてお使いください。 このページで紹介している内容を、Excelファイルでも配布しています。実際に入力しながら確認したい方は、こちらからダウンロードしてください。 Excelファイルをダウンロードする うまく保存できない場合は、ボタンを右クリックして保存してください。 デシベルを足したい・引きたい 6 ...

静かな環境ほど騒音問題が起きやすい理由

騒音調査というと、騒々しい環境を思い浮かべるかもしれません。けれども実際には、騒音トラブルは、静かな環境でこそ起きやすいものです。 騒々しい環境では、多少の音はまわりの音にかき消されてしまいます。その一方で、静かな環境では、小さな物音でもとても気になってしまいます。 マンションや住宅の購入、建築を検討する際、周辺の音環境はとても気になるものです。何度も足を運び、昼や夜の様子を確認して、「ここなら静かに暮らせそう」と期待して新しい生活を始めたものの、思いがけない音に悩まされることになった。そんな経験をされた ...

背景騒音(暗騒音)とは

この記事では、背景騒音(暗騒音)について解説します。 1.背景騒音(暗騒音)の定義 背景騒音とは、ある音に着目したとき、その音以外のすべての音を指します。 たとえば、工場騒音に着目して測定しているときは、工場騒音以外のすべての音が、背景騒音ということになります。たとえ、それが本来測定すべき工場騒音のレベルを上回っていたとしてもです。 騒音に関する規格 JIS Z 8731 では、従来「暗騒音」という用語が用いられていましたが、2019年の改訂では「背景騒音(background noise)」という表現が ...

LAeq と LA5 の違い

騒音測定の LAeq と LA5 の違い|測定結果の見方を解説

騒音測定では、LAeq や LA5(LA50,LA95) など、様々な評価方法が用いられています。 ただ、これらの数値は一般の方には少し分かりにくく、ネットなどで調べても、難しい言葉や数式が並ぶ事がほとんどです。 そこで今回は、騒音測定でよく出てくる LAeq と LA5 の違いを、実例をご紹介しながら、できるだけやさしくご説明したいと思います。 道路騒音の実測例 先ずは、下の図をご覧ください。 これらは、弊所が実際に測定した過去事例からご紹介する、騒音状態の異なる道路の10分間の騒音レベル波形です。レベ ...

騒々しい環境の騒音測定事例|幹線道路沿いの夜の現実

前回の「静かな環境」の測定事例では、自然豊かな場所が、必ずしもレベル的に静かとは限らないことをご紹介しました。 今回は、それとは対照的な「騒々しい環境」の測定事例です。対象としたのは、東京都内とその周辺地域の幹線道路沿いです。近年の測定事例の中から、特に印象に残っている道路を選びました。 道路沿いの騒音は、昼間に大きいのは想像しやすいと思いますが、実際に測ってみると、夜になってもあまり下がらない道路が少なくありません。前回の「静かな環境」と見比べると、その違いがよりはっきり見えてきます。 測定は、JIS ...