その「音」を、見える形に。

 

騒音の国家資格者(環境計量士)が、騒音被害の実態を「可視化」します。

騒音の記録用紙|気になる音を自分でメモするための用紙

気になる音があるときは、その場その場の印象だけで終わらせず、
時間や音の内容を記録として残しておくことが大切です。

あとから振り返ったときに、いつ、どのような音が、
どのくらい続いていたのかが分かるだけでも、状況を整理しやすくなります。

また、記録があれば、測定業者に依頼する際にも状況を伝えやすくなります。
記録を積み重ねていくことで、その音が継続していたことを示す資料として活用しやすくなることもあります。

記録の方法や、ご自身がやりやすい方法で構わないと思います。
スマホの表計算ソフトやメモで記録している方もいれば、
紙の用紙に記録されている方もいらっしゃいます。

どのような方法でも構わないのですが、
一つの様式に決めて続けていくことで、あとから見返したときにも管理しやすくなります。

弊所では、お客様ご自身が、日常生活の中で、
できるだけ簡単に記録できる用紙を無料で配布しています。

宜しければ、以下よりダウンロードしてご活用ください。

この記録用紙は、気になる音を記録するための一例です。
必ずこの形でなければならないというものではなく、
ご自身が続けやすい形で書いていただいて構いません。

大切なのは、同じ様式で、繰り返し記録していくことです。

記録の方法

記録では、音の大きさそのものだけではなく、
いつ音がしたのか、どんな音だったのか、どこで聞こえたのか、
そのときどう感じたのか、という流れが分かることが大切です。

たとえば、

  • 夜中にドンという音がした
  • 上階の足音のような音が続いた
  • 機械音のような低い音が長く続いた

など、ご自身が気になる・不快だと思われる音を、
発生時間と合わせて残しておくことで、後から見返したときに状況が分かりやすくなります。

記録するときは、難しく考えすぎる必要はありません。

  • 何時ごろだったか
  • 大きく感じたか、小さく感じたか
  • どんな音だったか

ご自身が気になる・不快だと思った音を、思ったまま記録する事が大切です。

この音は一般的に見て許容範囲とするべきなのか?などを考えてしまうと、
どこまで記録すればいいか分からなくなってしまいます。

この記録は、相手を責めるためではなく、状況を整理するための記録なので、
ご自身が感じたままに記録してかまわないと思います。

小さなことでも、あとから振り返ると、大切な手がかりになることがあります。

デシベルの記録は必要?

役所で借りた騒音計や、スマートフォンのアプリなどの測定値を記録している方もいらっしゃいますが、
測定値がないと意味がないということではありません。

測定値は参考としてあればよいもので、なくても記録として十分役立ちます。

ただでさえ、騒音被害に遭われている方は、それだけで心身ともに疲れていることと思います。
そのような中で、常に数値を気にしながら記録を続けることは、体調的にも精神的にも大きな負担になりかねません。

無理のない範囲で記録を続けることが大切ですので、
まずはご自身を大切にしながら、できる範囲で続けていただければと思います。

記録の活用方法について

このような記録は、測定業者に相談するときの参考資料として役立ちます。

たとえば、いつ音が出やすいのか、どのような音が多いのか、どの時間帯に強く感じるのかといったことが分かるだけでも、事前に状況を伝えやすくなります。

測定業者にとっても、このような記録があることで、どのような測定が適切か、どの時間帯を重点的に確認するべきかを考える手がかりになります。

また、行政や調停の場でも、こうした記録を継続して残しておくことで、その音が一時的なものではなく、継続して発生していたことを示す資料の一つになります。

さらに、騒音計アプリや簡易騒音計などで数値を記録している場合は、そのデータを整理することで、90%レンジ上端値の考え方を確認することもできます。

弊所では、50個の測定データを入力するだけで、LA5またはLAFmax,5を自動計算し、累積相対度数分布図付きのPDFレポートを作成できる自動計算シートを無料で公開しています。

専門的な整理方法を、できるだけ分かりやすく、ご自身でも確認できる形にしたものです。

騒音計アプリや簡易騒音計で記録した数値を整理したい方は、下記の自動計算シートもご活用ください。